よく施設に入居してしまうと「これで最後」と思われるかもしれませんが、そうではなく「出会いの場」なのです。たとえ医療頻度が重くなっても、認知症が重くなっても環境を変えることなく、慣れ親しんだスタッフと共にずっと一緒にいられたら・・・。
そんな願いの中から、ヴィヴァハウスは生まれました。
はじめから「老人ホーム」を作りたかったわけではなく、あったらいいなと思うもの、正しいと信じるもの、まだ日本にないものを手作りすることから始めたら、このような形になりました。
「有料老人ホーム」という言葉で片付けてしまえば一般の方にはわかり易いのかもしれないのですが、私たちの目指しているものは、介護や医療が必要になった方が満足できる「生活の場」の追求なのです。
病院でもなく、施設でもない、第三の住まい。それがヴィヴァハウスです。
病院は、人間を科学的に観察して十分な医療を提供することを目的とします。人間の生活場に科学を持ち出したら味気の無いものになってしまいます。しかし、介護は医療と全く違っていて、相手の気持ちや心理を読解しその上で体の機能をサポートします。老後は、「生かされている」より「生きる」と、主体的に過ごすことが大切です。
そこでヴィヴァハウスで最も力を入れているのは、「生活」という観点です。生活をにぎやかにして毎日わいわいと楽しんでいただくという発想が、従来の介護の概念にはありませんでした。
病院機能の利点と、介護施設機能の利点を兼ね備え、その上に「生活」の演出がある住まい。また、ご入居者様だけでなく、ご家族様へ安心が届けられるサービスを私たちは追い求めています。